体温を超える暑さが日常になりつつある日本列島。東海地方では今年初めての40℃超えとなり、7月の日本の平均気温は統計開始以来過去最高となった。茨城県古河市の農園では、畑のナスが高温と水不足の影響で色つやを失っていた。千葉県船橋市の農家では、これから旬を迎える梨の収穫作業が行われていた。雨不足の苦労はあったが、今年は太陽の光をたくさん浴びたため甘い梨になっているという。群馬県前橋市の道の駅「まえばし赤城」では、フルーツのように甘いとうもろこしが並んでいた。中でも100本に数本しかとれない「太陽のとうもろこし」は人気で、店頭に並べば即完売するという。先端まで身が入り、粒ぞろいや糖度、重さで厳しい基準を満たしたものが「太陽のとうもろこし」として出荷される。糖度の基準は16度以上で、メロンを超える甘さ。農家によると猛暑で葉が枯れるなどの苦労はあるが、昼間の暑さがさらにとうもろこしをおいしくするという。
住所: 茨城県古河市下大野2942
