茨城県にある大竹海岸鉾田海水浴は美しい景観と絶好のサーフポイントから「茨城のゴールドコースト」と呼ばれ、毎年2万人以上が訪れている。そんな海岸に異変が起っている。市の担当者は「海の砂浜の侵食があり護岸の階段ブロックが破損してしまった。これが崩れて危険であることから今回海開きの中止をした」などと話した。砂浜の消失の原因として茨城大学の横木教授は「川から出てくる砂が減ってきている」などと話した。2つの川から流れてきた土砂が波に乗って運ばれ、砂浜が保たれてきたが、都市開発が進み港が作られたことで、徐々に砂が行き渡らなくなったことが要因の1つだという。海開きされない海では監視員がいないため、特に水難事故に注意が必要とのこと。