京の奥座敷で大渋滞となっている問題、地元の方によると「緊急車両が通れない」「環境の影響」があるという。京都市によると周辺が国有林が広がっていて借り受けが必要、また工事には多額の予算が必要なため着工が困難で道を広げられないという。城西国際大学佐滝剛弘教授によると「貴船神社は立地の問題から対策ができない状況」だとし「関係車両以外の通行禁止」「シャトルバスを運行」「車で行かないよう駅などで周知」などだとした。同様の事例があった他観光地、銀山温泉では駐車場は宿泊客のみ利用可、他は有料シャトルバスなどを利用する、白川郷では集落手前に駐車場を整備する対策を取ったという。中室氏は「ベネチアやバルセロナでは観光税を導入しているところもあり税収でインフラ整備などにお金を使うこともでき、ピーク時だけ入駅制限をする国もあり地域経済の活性化とオーバーツーリズムによって生じる交通などの環境負荷を減らすことをうまく両立させていけるといいと思う」などと話した。
住所: 山形県尾花沢市銀山新畑地内銀山温泉