10月も半ばになって2025年というのがちらほら見えてくる時期。東京・銀座にある大型雑貨店ではいまおよそ2600種類の手帳が販売されている。スケジュールをスマホで管理する人が増えた影響などで紙の手帳の売り上げは減少していたが去年4年ぶりに増加に転じた。特に売れ行きが好調なのが、通常の手帳のようにメモ欄などが設けられているが幸福度や健康、それにお気に入りの音楽など日々の暮らしを記録できるというのが特徴。手帳とも日記とも異なる使い方ができるとして特に若い女性に人気だという。こうした手帳の売り上げはおとといまでの14日間で去年の同じ時期と比べおよそ1.6倍に上っているという。スケジュールを管理するアプリにも今さまざまな機能が追加されている。スケジュールを家族などと共有できるのが特徴で世界で5000万人以上が利用登録している。新たに追加されたのはスマホのカメラを使ったスキャン機能。学校の予定表を撮影するだけで行事の名前とか日付などが自動で登録される。SNSにはもう来年の手帳を買ったよという声もあった。紙、デジタル、それぞれ使い勝手のよさというのがあるが、例えば手書きのほうが記憶に残って眺めるのが好きとインタビューに答えてくださった方も話していた。そしてデジタル派、アプリ派かさばらない、荷物にならない、さかのぼれたりするのが便利だなという声もあったりということで意見はいろいろ分かれている。