- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 ケンドーコバヤシ 森永康平
今回、工場で導入されるような巨大機械を作っている会社を特集。
オープニング映像。
ゲストはケンドーコバヤシ。今日特集する巨大メカに関連して、「機械たちの反乱を恐れて塩水をストックしている」など明かした。巨大メカには繊細な技術が詰まっていることが多く、他の企業にとっては参入障壁に。
京都市左京区にある川島織物セルコン。カーテンやカーペットなどが主力、創業は江戸末期。古くから万博に携わっていて、大阪・関西万博にも緞帳製作で参加。製造に使われるのは全長24.2mの機織り機。緞帳は日本独特のもので、鑑賞しても楽しめるようなアート作品として作られている。工程は4段階。原画を画像データにし、手作業でトレースして色の境目を区切る。これを実物大サイズで清書。配色を細かく決め、巨大機織り機を使って手作業で仕上げていく。1つ作るのに最大8カ月かかる。1枚あたり数千万円。
広島県尾道市にある山本製作所。業務用洗濯機メーカーとして日本一。主にコインランドリーなどに設置。導入企業者数は1万3000社以上。その製造に使われる「マーズ」は、本体枠から部品まで全てを賄える装置。洗濯機の部品製造メカとして世界最大級。手作業では大変な板金の切断や曲げ工程なども代行でき、生産量はそれまでの1.5倍に。廃盤になった商品の部品を作ることも可能。
愛知県豊川市にあるトピー工業。工場には長さ17m、高さ11mと日本最大級のプレス機がある。これで作られているのは自動車用スチールホイール。国内OEMとして供給量日本一。ホイールは鉄板を何度もプレスして作られるもので、工程は1つにつき3秒ほど。
愛知県豊川市にあるトピー工業。工場にある高さ30m、幅12mという「エコアーク式電気炉」は、大量の電気を鉄くずに溶かす装置。溶かせる量は1日3000トン。操縦は1人で担当。溶かしたものは細い鋼材に加工。この工程は機械化が難しく、装置を操作できるのは社内でも10人程度。
「出張!がっちりマンデー!! in 広島」の告知。8月30日、広島県民文化センターにて。
米谷製作所の工場で導入されている「ギガキャスト」。ふつう100~200の部品を組み立てて作られる車体フレームを2工程だけで作れる。日本車でも導入が進んでいる。
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次回の「がっちりマンデー!!」の番組宣伝。