京都市左京区にある川島織物セルコン。カーテンやカーペットなどが主力、創業は江戸末期。古くから万博に携わっていて、大阪・関西万博にも緞帳製作で参加。製造に使われるのは全長24.2mの機織り機。緞帳は日本独特のもので、鑑賞しても楽しめるようなアート作品として作られている。工程は4段階。原画を画像データにし、手作業でトレースして色の境目を区切る。これを実物大サイズで清書。配色を細かく決め、巨大機織り機を使って手作業で仕上げていく。1つ作るのに最大8カ月かかる。1枚あたり数千万円。
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