今月、東京・銀座を囲むように走る東京高速道路、通称「KK線」が廃止となった。このKK線を歩行者中心の遊歩道として再生するプロジェクトが本格的に始まる。2030年代~2040年代に整備を完了し、「空中遊歩道」にする計画だという。第1弾としてKK線では今日から2日間の有料イベントが始まった。目玉の1つが、景観を楽しみながら地域の関係者などから街の歴史などについて聞くガイドツアー。他にもすぐ側を走る新幹線を見ながらKK線を歩くイベントなどが用意されている。入場価格は1000円からで、約8000人の来場を見込んでいるという。都はイベントを通して遊歩道の需要を図り、世界注目の観光地を目指したいとしている。