去年11月に97店舗目がオープンした鮨酒肴杉玉。夜は275円からお寿司が食べられるほか、昼には、寿司10貫に天ぷらなどがついたセットが1400円、まぐろ丼が990円で楽しめる。看板商品は、「杉玉ポテトサラダ」。杉玉とは、酒屋で新酒ができたときに軒先に吊るす杉でできた玉のこと。その杉玉をポテトサラダで表現した一品。見た目が面白い写真映えするメニューも人気の理由。3万件以上の投稿がある。ポテトサラダの真ん中には卵の黄身が入っている。ジャガイモには、刻んだガリが入っている。やす子は試食し、卵黄の深みがきて、ガリの酸味とシャキシャキ感もあるなどと話した。
杉玉は、スシローグループで、2017年に、寿司をもっと気軽に酒と楽しんでほしいという思いから、居酒屋という新業態でオープンした。全国648店舗を誇るスシローグループの仕入れ力があるからこそ、圧倒的なコスパを実現できる。スシローグループでは、天然のインドマグロなどは部位ごとではなく、丸ごと1本で仕入れている。スシローでは、1日平均約12万皿のまぐろの赤身を販売している。漁獲量の少ない天然インドマグロの赤身を利用していると供給が間に合わないため、めばちマグロを使用している。スシローに比べ店舗数の少ない杉玉では、全店でさらにランクのいい天然インドマグロの赤身を使用している。インドマグロの赤身以外の部分はグループ内の他店で期間限定メニューとして提供している。杉玉のお忍び寿司シリーズは、シャリとネタの間に隠し味を忍ばせている。赤海老の上にランプフィッシュキャビアを乗せた寿司の隠し味はXO醤とマヨソースが隠し味。イカの上に塩雲丹を乗せた寿司はわさびと海苔の佃煮が隠し味。生見と南原が試食し、生見は隠し味を当てられなかったが、南原は海苔の佃煮を当てた。
オフプライスストアでは、コスメを中心に販売する店や家具を販売する店など様々な業態が登場。やす子らが訪れたのは、錦糸町マルイにあるLuckRack。ブランド物を毎日90～30％オフで販売している。LuckRackは2019年に開業し、現在25店舗を展開している。去年だけでも9店舗をオープンした。錦糸町マルイ店は先月オープン。コーエンなど100ブランド7000点以上の商品が揃っている。オフプライスストアは、アウトレットと違い、複数のブランドの商品を安く仕入れ販売している。扱っている商品は全て傷物ではない新品。各ブランドのシーズンが過ぎて余った商品を独自のルートで入手し安く販売している。在庫限りのため、自分にあったサイズがないこともある。ファッション小物や雑貨も充実している。LuckRackでは毎週火曜・水曜に商品が追加される。定価4万5760円の5点は、野村は2万2400円と予想したが、正解は62％オフの1万7440円。定価6万6000円の4点は、大沢は2万8500円と予想したが、正解は67％オフの2万1850円。
次に紹介するのは、銀座のコスパ最強ランチ。訪れたのは、銀座6丁目にある「和心とんかつあんずはなれ」。2023年9月オープンで、開店前には行列ができていた。