14日発表されたスーパーでのコメの販売価格は5キロあたり3602円と70円値下がりとなり7週連続の値下がりとなった。8月上旬ごろからコメが収獲される「早場米」の産地として知られる愛媛県愛南町では数週間後には収獲が始まる見込み。JAから示されている買い取り価格は去年の1.7倍。ことしの新米も高値が続くとみられている。新潟県長岡市の卸売会社では小売業者から委託された随意契約の備蓄米を精米。工場はフル稼働で対応している。最新のコメ販売価格は全体やブレンド米と比べて銘柄米の下げ幅は小さく価格差が拡大。米どころの宮城県大崎市では銘柄米の新米への問い合わせがまだなく、価格の下がり過ぎに警戒を強めている。卸売会社でも令和6年産の銘柄米の提示価格が下がってきていて、スーパーなどへの販売価格の引き下げが検討されているという。