国民民主党の玉木代表が年収の壁見直しについて「反対するように総務省が工作」と主張していることについて、青森県の宮下宗一郎知事は「看過できません」と言及する様子を見せている。年収の壁見直しにより多額の財源が必要であることについても、地方財政に甚大な影響が出ると宮崎県・河野俊嗣知事も言及している。宮城県・村井嘉浩知事からはこれをめぐる補填について「恒久的財源真水でもらう」との言及が聞かれた。真水とは地方負担となる金が混じらない純度100%の国家予算という意味で、村井知事は全国知事会会長として石破茂総理大臣に対しても念押しを行っている。石破総理大臣は防災庁の設置と地方創生の重要性を強調していたが、103万円の壁の見直しなどについての具体的な言及は無かった。