9時台は「プラチナと気象の関係」について。今週4月18日は「発明の日」。今の特許法に当たる「専売特許条例」が交付された日。発明といえば”江戸の発明王”として有名な平賀源内。平賀源内はエレキテルの復元、量程器(万歩計)・火浣布(燃えない布)・タルモメイトル(寒暖計)の製作者。タルモメイトルはオランダで作られたものを長崎で見たことがあり、仕組みを理解したことで自身で製作した。ガラスの管に薬品が入っており、温度によって膨張した時にメモリを読むというもの。現在の気象庁の温度計は、通風筒というものの中に入っている管に電気を流し、温度によって変化する金属の電気抵抗を計測して温度を計っている。プラチナを使っている理由は抵抗値の変化が大きく安定した素材であるため。その温度計は全国にいま900か所ある。