取材したtysk・テレビ山口の原田暖子記者がスタジオで解説:今回は市民団体への取材。国や行政が協力する兆しは?「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会は日韓両政府が協力して遺骨の収集返還を進めてほしいと考えているが、日本政府は消極的。ことし日本と韓国は国交正常化60年の節目の年であり未来志向の日韓関係のためにも今後、政府の協力のもと遺骨の収集返還が実現に向かえばいい」、取材して何を感じた?「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会・井上洋子共同代表が大切にしているのは歴史と向き合うことだと感じた。遺骨が取り残された事故をそのままにして日韓関係はよくならないと話していた。取材をする中でこの井上共同代表の思いに関心を持つ、あるいは賛同する一般の人たちが増えていると感じた。潜水調査に400人もが集まり、クラウドファンディングでは刻む会が目指した額を上回る1800万円が集まった。遺骨をなんとか遺族のもとに返したいという思いが一般の人にも共有され、刻む会や遺族の周りに集まってきていると感じた」