女子スロープスタイル歓喜の約2時間前、男子ではこの種目日本人初のメダリストが誕生。その選手は五輪初出場、20歳の長谷川帝勝。5か月前、初の大舞台へ向け「長谷川帝勝の五輪だったよねって終えれたらいいと思っている」と覚悟を語っていた。しかし今大会、金メダルの有力候補として挑んだビッグエアではまさかの11位と悔しい結果に終わっていた。それでも気持ちを新たに予選9位で迎えた男子スロープスタイル・決勝。長谷川選手の両親も現地で応援。両親も見守る中、注目の1回目。実は大会前、練習のしすぎにより左膝の半月板を損傷していたという長谷川。それでも痛みを感じさせない見事な走りを見せると、後半3つのジャンプ台では1回目から80点を超える高得点をマークし、2位につける。さらに暫定2位で迎えた3回目、前半で着地に失敗し得点を伸ばせなかった長谷川。それでも他の選手に長谷川の1回目の記録が抜かれることはなく、この種目で日本人初のメダルを獲得、銀メダルに輝いた。
