クマの生態や被害に遭わないための対策を解説する講演会が開かれた。講演会は長野市の山に近い公民館で開かれ、住民など約70人が集まった。講師を努めた長野県クマ対策員の瀧井暁子さんは、クマの生息地が人の生活圏のすぐ近くまで迫っていると考えられる。近距離で遭遇の場面を減らし、クマを刺激しないことが大切と指摘し、具体的な対策として、民家の近くのやぶは、できるかぎり刈り取ることや、こうした場所を訪れる際は、鈴などを身につける。クマと遭遇した場合は、大声を出したり走って逃げたりせず、ゆっくり後ずさりして、その場から離れることなどを呼びかけた。長野県によると4月は、人の生活圏でクマが目撃された件数は28件で、過去5年間で最多となっている。
