廃止後にリニューアルされて復活した「グランドリームエクスプレス広島号」。JRバス中国は移動と宿泊を兼ねられる夜行高速バスはコスパ抜群だとコメント。夜行バス「グランドリームエクスプレス広島号」は東京→広島の場合、最安値の時期は7400円、最高値でも1万9000円。新幹線・のぞみの場合は自由席でも1万8380円。そこに広島県内のホテルの平均価格1万9076円がプラスされる。夜行バスは同じ区間でも半額以下に抑えられる。夜行バスの利用者の約7割は女性、目的の3割がコンサートやイベントだという。女性専用車両を運行するバス会社もあり、すっぴんのままでも乗れると人気。WILLER EXPRESSオリジナルシート「DOME」は顔が見えないようにできる。関東バス「ドリームスリーパー」は11席のみだが、全て完全個室。東京-大阪間は2万円だが、ほぼ予約で埋まっているという。また、WILLER EXPRESS「おたすけDM」では乗客がスマホで「困りごと」を送信。運行管理者が内容を確認し、乗務員に連絡。その後、乗務員が対応する。ただ、夜行バスには乗務員不足の課題がある。WILLER EXPRESSはバス運転手の名称を「ハイウェイパイロット」に変更。「キツイ」「長時間労働」のイメージ一新を目指し、今後は平均年収を600万円までに引き上げることを計画している。