賛育会病院が、何らかの事情で育てられなくなった生後4週間以内の赤ちゃんについて、親などが身元を明かさず病院に託す「いのちのバスケット」を開始すると発表した。医療機関が運営するこのような仕組みは、慈恵病院に続き国内2か所目。関西大学・山縣文治教授は「病院が親に直接会えれば赤ちゃんが将来、自分の出自を知りたいと言った場合に、必要となる情報などを得られる可能性もある。内密出産の費用を原則本人負担とした点は本当に必要な人に支援が届かない可能性がある」と指摘している。
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