将棋の藤井聡太八冠に豊島将之九段が挑む名人戦七番勝負は、あすから第4局が行われる。高橋俊雄解説委員が「今回の名人戦では藤井八冠が豊島九段にこれまで3連勝し、初めての防衛に大手をかけている。この後、豊島さんが巻き返せば、北海道紋別市、名古屋市、山形県天道市と各地で対局が続く。名人戦の開催地は公募によって選ばれる。日本将棋連盟によると、藤井さんへの注目が高まったことで自治体などが様々なイベントを行うようになったという。別府市は市政100周年を記念して開催地に名乗りを挙げた。今夜行われる前夜祭や対局中の解説といった恒例の催しのほか、今月12日には小中学生の将棋大会を開き、明日には外国人や初心者を対象とした将棋教室を行うという。第2局の千葉県成田市と第5局の北海道門別市も、市政70周年に合わせて開催を提案している。向上的な将棋の街を目指しているのが、去年名人戦の開催地となった大阪・高槻市。大阪市にある関西将棋会館の移転を提案し、将棋のまち推進課を設置した。どのようにその地域の進行につなげていくか注目」とスタジオで述べた。