来月の電気料金値上がりについて今夜、東京・吉祥寺のつけ麺店「モンタナ」で聞かれたのは「色々値上がってるなかで結構店も大変」との声。特に電気代がかかるというのが温度管理ができる調理器具。来月6月使用分の電気代は大手電力会社10社全てで値上がる。政府の物価高対策の補助金が終了するためで標準的な使用量の家庭では前の月と比べ東京で392円、関西電力で468円、沖縄電力で616円上がることになる。そして6月から食品も相次いで値上がりする。外食チェーン餃子の王将は餃子を20円値上げすると発表。他にもペヤングソースやきそば、じゃがりこ、とんがりコーン、明治ミルクチョコレートなど人気商品の値上げが決まっている。更に医療機関でも。6月から3割負担の人で初診料が27円再診料が12円引き上がる。勤務医や事務職員らの賃上げをするためだという。一方、物価高対策で新たに始まるのが定額減税。年間で1人当たり所得税3万円と住民税1万円、計4万円の税負担を減らすつまり、手取りが増える制度がスタートする。