ECB理事会について、田中は、政策金利の据え置きは間違いない、前回は8会合ぶりの利下げ見送りとなった、足元では、ヨーロッパの景気回復期待も一服している、フランスの政治財政リスクも浮上している、今回の理事会では、関税引き上げの影響とフランスのリスクをECBがどう見ているかなどが注目される、来年に入ると、利上げのタイミングがどこなのかといったところが市場のテーマになるなどと話した。エリオットが関西電力の大株主になったという報道について、村松は、不動産に十分な含み益がある企業などがアクティビストの標的になっている、関西電力は、時価総額約2.5兆円、現金と有価証券が2兆円以上あり、アクティビストに狙われる条件を満たしている、報道があってから、関西電力の株価は上昇していて、市場が求める流れと言える、キャッシュの保有、社会的使命、資本の効率化のバランスをとることが必要だなどと話した。