近年の自動車盗難について森氏は「国際的な犯罪になってきている。また闇バイトを介した形になってきていて、大元を捕まえることが難しくもなってきている」などとコメントした。車の盗難に自動車の解体施設・ヤードが悪用されるケースもあったが、そのヤードを取り巻く環境は大きく変わっている。日本で一番ヤードが多い千葉県は、10年程前と比べてその数が5割程増えている。そして、かつては日本の経営者が最も多かったが、直近ではアフガニスタン、スリランカ、パキスタンといった経営者が多くなっている。石井氏は「日本車人気の高まりの要因はユースド・イン・ジャパンの人気の高まりにあると思われる。一部の人の犯罪で中古車販売業界全体のイメージが悪化するのは非常に迷惑な話」などとコメントした。