日本vs欧州代表。4番に村上、さらにWBC優勝メンバーでは近藤、源田の3人が名を連ねた。試合前の円陣には阪神の森下が掛け声を担当した。1回ウラ、1番、塩見がヒットで出塁。3番近藤健介がレフト線へのツーベースでチャンスを広げる。打席には4番、ヤクルトの村上。主砲のタイムリーで日本が1回から先制。6番、オリックスの紅林がセンター前ヒットでリードを広げる。2回、日本の先発、平良が連打を浴びてピンチ、小園、源田の流れるようなプレーでピンチを切り抜ける。3回、宮城大弥が登場、85キロのカーブ、142キロストレートと緩急自在のピッチングで2回をパーフェクト。5回、1塁2塁のチャンスで3番、近藤がライトへの2点タイムリー。6回のマウンドには山下舜平大。その初球でいきなり158キロをマーク。157キロでつまらせたあたりを紅林がファインプレー。続くバッターの打球はセンターへ。途中出場の青山学院大学の西川史礁が追いつきアウトにする。さらに156キロのストレートでねじふせ無失点におさえる。そのウラ、チャンスで西川が初球をふりぬきタイムリー。山下は続く7回、変化の大きなカーブに150キロ代後半のストレートで相手打線を圧倒。2回無失点で代表デビューを終える。9回は去年のWBC、ケガで途中離脱となった広島の栗林がしめて完封。日本5-0欧州代表。松坂さんは「このストレートを左右高低に投げれるようになるとさらに手がつけられない投手になると思う」などと述べた。