「南海トラフ巨大地震」についてのトーク。岩田は「瓦礫に埋まったときに叫べなくても笛・ブザーのようなもの・叩くものなど大きな音を出すものが身を助けると思う」と話した。さらに「瓦礫やガラスが散らばるので靴・スリッパをいつもベッドの横に置いて寝るようにしている」などと話した。家のどこで寝るかが重要ということについて泉は、「1階と2階でかなり違う。1階は家屋倒壊で下敷きになる方が多い。洪水・津波のときにも1階に水が入って来るので、寝たきりの方がいるとすぐに動けない。逆に2階で寝たほうが水にも強い。」と話した。さらに「土砂災害の場合、山側の部屋なのか・山から離れた部屋なのか。頭の位置をタンスの方を向いて寝るのか・タンスを足にするのかで違う。命を守るにはどこで寝るか・どの向きで寝るかが大きい。」などと話した。神戸大学の研究:データより。阪神・淡路大震災で亡くなられたが何階で寝ていたかについては、圧倒的に1階で寝ていた方のほうが犠牲になってしまったということがデータに出ている。これについて河田は「2階で寝るためには2階にトイレを作らないといけない。日本の住宅は1階にトイレがある。夜中に階段が危ないということで1階で寝てしまう。」などと話した。さらに「”層破壊”といって1階がぺちゃんこになる。」とのことで、2階がそのまま残るということだ。備蓄も大事だが、まずは「命」。自分の命と家族の命・親族の命が大事で寝てる場所を確認にしていただきたいとことだ。河田は「広い部屋よりも狭い部屋のが柱が多いので強い、トイレが一番安全とのこと。」竹山は「さすがにトイレで寝るわけにはいかない」と語った。さらに河田は「家全体を補強する前に、自分たちが一番使っている部屋だけでもぺちゃんこにならないように補強することは手間かかるができる。政府の耐震補強は、家全体を対象にしているものだからお金がたくさんかかっていまうので1部屋だけ強くすることをやってもらいたい」などと話した。