さつま町の中岳で整備が検討されている陸上自衛隊の弾薬庫について、防衛省は整備に適した場所かを調べる「適地調査」の一環としてきょうから中岳やその周辺できょうから環境調査を始めた。具体的には川や沢、井戸などの水源の利用状況や水質などの調査、道路や空き地での騒音や振動の測定、生息する動植物についての調査など。公道の交通の妨げにならない位置に機器を設置して観測したり、調査員による聞き取り調査をしたりするという。防衛省は今のところ弾薬庫の規模については決まっていないとしていて、今後の調査の結果をふまえ具体的な整備計画を検討するとしている。