ロシアのウクライナ侵攻後初めてとなる対面での米ロ首脳会談が15日に迫っている。ロシア高官は、米軍エルメンドルフ・リチャードソン統合基地で日本時間16日午前4時半頃会談が行われると発表した。プーチン大統領は、中国やインドなど関係が深い国の首脳と相次いで電話会談を行った。12日にはキム・ジョンウン総書記との電話会談が発表された。ロイター通信は、プーチン大統領がロシア政府高官を集めた会議で、アメリカ政府がウクライナの紛争解決のため誠実な努力をしていると話したと伝えた。トランプ大統領は、うまくいけば2回目の会談も開くだろうと述べている。防衛研究所の兵頭研究幹事は、米国領内で首脳会談をすることはロシアが孤立していないとアピールする材料にもなる、ロシアが一度得た領土を簡単に手放すのは考えにくい、今の段階でゼレンスキー大統領を含めた三者会談をプーチン大統領が受け入れる可能性は高くない、ロシアは今すぐ全面停戦に応じるタイミングではないと思っている、プーチン大統領が停戦に前向きな発言をしても本心なのかトランプ大統領が見極めることができるかどうかだと指摘している。
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