去年1月にJNNは鹿児島湾水深70mに沈む旧日本軍機を発見した。3人乗りで特徴的な操縦桿などから零式水上偵察機だと判明した。滑走路で使う車輪の代わりのフロートがある水上飛行機で最後の状況を調べるため3Dモデルを作成、空いている穴から専門家防衛研究所 戦史研究センター伊藤さんは「12.7ミリ機銃の弾痕、沖縄戦で米軍が鹿児島まで展開させていた機体。叩きつけるように落ちた場合はこのようにきれいに残ってないので操縦者が最後の最後まで頑張った」などし、防衛省元航空事故調査委員長の永岩さんは「ほぼ完全な形で着水に至らせた相当高い技術」とした。「零式水偵が鹿児島湾に沈んだ」とする戦闘記録が残されている。1925年4月7日戦艦大和の掩護に向かい米軍機と交戦し零式水偵2機が不時着した。零式水偵が攻撃される映像ではフロートがあるのでスピードが遅くすぐに撃ち落とされた。無謀な作戦で不時着したが2人が戦死した。梶原龍三さんの出身地の鹿児島甑島で甥五昭さんはおじの戦死した作戦について「本当におろかなこと、やってはいけないこと」とし、機体の映像を見て「現場があるということはかくせないこと、戦争しちゃいけないよ。帰ってきて欲しいけど静かに置いておくのもいいか」などと話した。
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URL: http://www.nids.go.jp/
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