パリ五輪大会3日目、柔道の阿部一二三が、圧倒的な強さで金メダルを獲得し、大会連覇を果たした。東京大会に続いて、金メダルの期待がかかる柔道・男子66キロ級の阿部一二三(26歳)は2回戦から登場すると、前回大会王者の貫禄をみせて順当に勝ち進む。迎えた決勝でも、阿部一二三は主導権を握り“技あり”を奪うと、さらにたたみかける。力の差を見せつけた阿部一二三は合わせ技による一本勝ちで再び頂点に立ち、東京大会に続き五輪連覇を達成した。一方、兄妹そろっての連覇を目指して女子52キロ級に出場した妹・阿部詩は、2回戦で敗れた。