福島県中部の三春町では日本三大桜の1つとして知られ桜として初めて国の天然記念物に選ばれた「三春滝桜」が見頃を迎えている。その大きさが特徴で、2019年には人口の10倍以上となる約19万人が来場している。台湾など海外から三春滝桜を見に来る人もいるのだという。周りは菜の花で彩られる様子が見られているが、おもてなしを届けるために町民が植えているのだという。夜は桜が照らされる様子もある。ソメイヨシノは60~80年ほどで寿命を迎えるとされる一方で、三春滝桜は推定1000年以上生き続けてきたと言われている。長寿の背景にはあるものが大切なのだといい、それは桜を見る主治医が居ることだという。三春滝桜の樹木医は鈴木俊行さんで、鈴木さんは三春藩の時代から保護されてきたことや環境が合っていること、恵まれた環境を迎えられる運もある桜だと離していた。5年に1回は定期検診を行っていて、文化庁と町が協力して害虫の出てしまった枝・枯れ枝を切除し薬を塗るなどして大切に育てられている。三春滝桜は東京・隅田公園など全国に広く子孫がいるのだといい、海外にも三春滝桜の子孫はわたっているのだという。また、三春町の名物グルメは江戸時代から楽しまれ一旦は生産が途絶えたものの1980年代に復活した「幻の三春索麺」だといい、普通のそうめんに比べて平べったく太めでありコシを楽しむことが出来る。福島市のやない製麺もメーカーの1つで国産の桜の葉を練り込んだ「幻の三春索麺桜めん」もある。
住所: 東京都台東区花川戸1-1