週明けの日経平均株価は1ドル146円50銭台まで円高が進んだことなどを受け下げ幅は一時1000円近くに達し、午前の終値は先週末より984円安い3万8704円となった。先週の日銀の中川審議委員が2%物価安定目標の実現に向け「着実に歩を進めている」と発言したことがきっかけで、市場では日銀が来週の会合でマイナス金利の解除に踏み切る見方が強まっている。明後日は今年の春闘の最大の山場となる大企業の集中回答日が予定されている。
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