ニューヨーク証券取引所の明治安田アメリカ長谷川さんと中継。長谷川さんは「高金利の影響を受けてセクターでは生活必需品が売られた。ここ数日はADP雇用宝庫や求人件数といった雇用関連指標がマーケットに大きく影響を与えていたが、今日は先日の新規失業保険申請件数が公表され、結果は20.7万人と前週から増加したが市場予想は下回った。7週連続で予想を下回っており、年初来平均を下回る水準で推移している。日本時間の今夜発表される雇用統計について、長谷川さんは「市場予想では非農業部門雇用者数の伸びは8月から減速して、17万人増加するとみられている。平均時給は前年比↑4.3%と8月から変化はなく、失業率は3.7%に改善する予想となっている。次回のFOMCについては市場参加者の8割が金利据え置きを予想。残り2割程度が利上げを見込んでいる」などと話した。