ソニーフィナンシャルグループの石川久美子氏に話を聞く。ドル円予想レンジは152.60~154.00円。注目ポイントはアメリカの景気下振れへの警戒は続くか。名目実効為替レートによると、衆院選の思惑で円安になったり、介入警戒やレートチェックとみられる動きによって円高にふれたりと円が乱高下、その一方でドルは下落基調。大きな舵取りは米ドルだったといえる。背景は?ドル売りのきっかけはグリーンランドを巡る米欧の対立激化懸念。タカ派的なFOMC声明、ウォーシュ氏のFRB議長指名、強いISM景気指数などがドル買い材料となったが、雇用統計以外の雇用関連に指標が弱いものが目立った。下振りリスクを意識してのドル売りが強まった。市場の利下げ期待は?次の利下げは6月が大勢。4月利下げを5割近く織り込む。株価にとっては追い風となる。アメリカの利下げはまだ先の話。眺めつつ少しずつじっくりと相場に向き合うような動きになりそう。安全資産のドル買いが急激に発生するような地政学リスクがあった場合ドル急騰の可能性があるなどと話した。
