東京・霞が関ではきのう、きょうを中心に中央省庁の仕事を子どもたちに広く知ってもらうためのイベントが行われている。文部科学省ではきのう阿部大臣が自ら子どもたちから質問を受ける「大臣室へようこそ」を開催。参加した子どもからの「一番楽しい仕事はなんですか?」という質問に対し、阿部文科大臣は「誰も取り残さないという教育を一緒に考えることができて大変うれしい」と答えた。子どもたちは緊張しながらも思い思いの疑問を投げかけていた。阿部大臣は「学校でどんなことができたらうれしいか」と問いかけ、子どもたちは「体育の授業で野球をやってみたい」「プログラミングの授業を受けてみたい」などと答えていた。慶応大学教授・中室牧子は「子どもが政治家になろうと思う時は実際に政治家に会った時という研究もある。男性が多く女性が少ない政治家の中で希な女性の大臣なので、子どもたちが会って意見交換したことで良い影響を受けることができたら素晴らしい」とコメントした。夏休み期間中、子どもたちに広く社会を知ってもらうことなどを目的に開催されている。
