第100回箱根駅伝では、青山学院大学が優勝。記録は10時間41分25秒で、2002年の青学の大会記録を2分以上更新した。原晋監督は「負けてたまるか大作戦」と称して戦ったと語っている。スポーツニッポンによると、このままでは駒澤大学に勝てないと青学は例年2週間程度の夏合宿を3週間に拡大した。練習の量、質ともに増やし選手のミーティングも何度も実施した。青学は先月上旬、インフルエンザに集団感染しメンバー10人中5人が練習を積めない事態となった。例年より練習量を2割減らし、結果的にリフレッシュした状態で走れることにつながった。日刊スポーツによると、先月28日のミーティングで原晋監督が「準優勝でいいよ」と告げると選手たちが発奮し、改めて目標を明確化。120%の力を引き出したという。