のどかさん(26)の作業場に、長男(7)と次男(5)が遊びに来た。他に長女(4)もいる3児のママ。食事を持って旦那さん(祐平さん)のご両親が駆けつけてくれた模様。ご両親は秋田出身ということで、きりたんぽ鍋を用意してくれた。鶏ガラ出汁の醤油ベース味。のどかさんは祐平さんとともにきりたんぽ鍋で一息ついた。作業再開。玉鋼完成までまだ8時間ある。木炭を継ぎ足して温度を保つ。のどかさんが職人を続ける理由。女性が刀造りに携わることに否定的な声もあったが、祐平さんがずっと支えてくれた。見返してやりたいという思いがあるのだという。祐平さんがかつて修行をしていた岡山県の仕事場は、仕事場を公開していて、そこで2人は出会った。のどかさんは岡山県生まれ。祐平さんは18歳ののどかさんが刀を打つ姿に一目惚れした。のどかさんは20歳のとき、ご主人の独立を機に自らも職人の道へ進んだ。
玉鋼の作業中、ご近所さんがイノシシ鍋や山鳥鍋を差し入れしてくれた。材料はご近所さんが自ら狩猟をしてくれたものだという。東京都のイノシシ推定生息数は1,110頭。しかし、のどかさんたちはノロ除去の作業などで現場を離れるタイミングがない。完成まで3時間。ノロがうまく取り除けないというトラブルが発生した。器具の形状を調整し、無事ノロの除去に成功した。ここで再びチカラ飯。先ほど鍋を持ってきてくれたご近所さんは、4時間ほど待ち続けていた。鍋を食べ、のどかさんは「幸せの極み」などと話した。
作業開始から12時間経過。玉鋼の完成が近づいていた。鎖を引いて炉を持ち上げ、溜まっていた玉鋼を取り出した。これが2年半待ちの包丁へと加工されていく。
玉鋼の作業中、ご近所さんがイノシシ鍋や山鳥鍋を差し入れしてくれた。材料はご近所さんが自ら狩猟をしてくれたものだという。東京都のイノシシ推定生息数は1,110頭。しかし、のどかさんたちはノロ除去の作業などで現場を離れるタイミングがない。完成まで3時間。ノロがうまく取り除けないというトラブルが発生した。器具の形状を調整し、無事ノロの除去に成功した。ここで再びチカラ飯。先ほど鍋を持ってきてくれたご近所さんは、4時間ほど待ち続けていた。鍋を食べ、のどかさんは「幸せの極み」などと話した。
作業開始から12時間経過。玉鋼の完成が近づいていた。鎖を引いて炉を持ち上げ、溜まっていた玉鋼を取り出した。これが2年半待ちの包丁へと加工されていく。