青森ねぶた祭りの開幕があと5日に迫る中、青森市の青い海公園にあるねぶた小屋では今月中旬からねぶたを台車に乗せて仕上げる「台上げ」の作業が進められている。きょうは運行団体の関係者が「第7代ねぶた名人」の竹浪比呂央さんがデザインした「海王」という海の守護神を描いた大型ねぶたのパーツを掛け声を合わせて台車に乗せた。そして竹浪さんや観光客らが見守る中、約1時間で高さ5メートルほどの勇壮で色鮮やかな大型ねぶたが台車の上に形作られた。きょうはもう1台の台車でも「台上げ」が行われ、これでまつりに出陣する23台全ての大型ねぶたが出揃ったこととなる。