ホワイトアウトについて、気象予報士・森朗は、「視界が真っ白になって方向や距離などの間隔を失い、自分の位置すら分からなくなる」とコメント。過去には、ホワイトアウトで多重事故も発生しており、2021年1月に宮城・大崎市では東北自動車道で61台が多重事故を起こし1人が死亡、24人が重軽傷となった。これにより1.2キロにわたり約140台が立ち往生することとなった。さらに翌年2022年2月には北海道・北斗市の函館江差道で約80台が多重事故を起こし1人が死亡、16人がけがをした。ここも150台以上が立ち往生している。ホワイトアウトのときの対策について防災科研雪氷防災研究センター・山口悟は、「スピードを出さないのが大前提、後ろの車に自分の存在を認知してもらうために、リアフォグもしくはハザードランプを点滅させゆっくり路肩に停める」とコメント。物流にも遅れが発生している。ヤマト運輸では青森県の一部地域で荷物配達の遅れ、島根県隠岐郡で荷物配達の遅れ（クールを除く）。佐川急便では青森県の一部地域、北海道で荷物配達の遅れが発生。
大雪による被害を紹介。先月25日、福島県内にある体育館で起きた落雪の映像、雪の一部が落ち始めると、雪のかたまりが次から次への落ちてきた。防災科研雪氷防災研究センター・山口悟さんは、落ちてくる雪にぶつかるだけでなく埋まってしまうことにも注意が必要で、15分以上経過すると死亡する確立が上がるので落雪に埋まらないよう警戒が必要と話した。気象庁午前11時発表、1月12日（日）東京の天気は、曇り後一時雨か雪、降水確率50％。雪と雨の予想。