58年前の一家殺害事件で死刑が確定した袴田巌さんのやり直し裁判。最大の争点となったのは、事件から1年以上たって発見され犯行時の着衣とされた「5点の衣類」。静岡地裁は犯行時の着衣や取り調べ調書など「3つの証拠を捜査機関がねつ造した」と認め、袴田さんに無罪判決を言い渡した。姉・ひで子さんは「主文・被告人は無罪というのが神々しく聞こえました。顔色を見てきょうかあすのうちに無罪になったよと言いたい」などとコメント。静岡地検は「判決内容を精査し適切に対処したい。(控訴は)上級庁と協議したい」としている。
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