国連が掲げる持続可能な開発目標のSDGsの達成に向けて、県西部の企業などが自社で進めている取り組みを発表する催しが静岡県浜松市中央区で開かれた。この催しは地元の信用金庫と保険会社が共同で開いたもの。発表会では11社が登壇し、17項目からなるSDGs達成への取り組みを紹介した。着物の着付け教室などを開いている企業の担当者は、他社の福利厚生プログラムに着付けを提案することで社員どうしの交流を促していることなどを伝えていた。ウイルスや細菌などを除去する網の目状の製品を開発した静岡大学発のベンチャー企業からはスリランカ出身の担当者が登壇し、製品を通じて世界のきれいを目指したいと夢を語っていた。