東海大学・静岡県立大学客員教授・日本地震予知学会会長・長尾年恭さんがスタジオで解説。今回の地震をうけて、気象庁は南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が初めて発表した。情報は巨大地震警戒・巨大地震注意・調査終了の3種類ある。巨大地震注意について。気象庁によると、世界の事例ではM7クラスの地震後、M8の巨大地震が起きる頻度が数百回に1回程度とされていて、気象庁では「平常時と比べて数倍高い」と説明している。南海トラフ巨大地震の震源について。今回は事前避難などは求めていないが、今後1週間程度は地震や津波が起こることを想定し、避難場所の確認・家具の固定・非常用持ち出し袋などの準備をして、政府や自治体から出されている情報を冷静に注意してほしいと呼びかけられた。