高原は「沖縄にチームを作ってほしい」という知人の誘いがきっかけで8年前に沖縄にやってきた。クラブは財源のためコーヒー農園を運営しており、高原は練習後に一人で農作業をしていた。静岡県出身の高原は18歳のときジュビロ磐田でプロデビュー。2002年には黄金期のエースとして国内タイトルを総なめにした。海外組のパイオニアで、ドイツでは点取り屋として「すしボンバー」の異名をとった。高原は「昔は俺が俺がだったがだいぶ丸くなった」と話した。沖縄SVはシーズン残り3試合となった。レイラック滋賀戦のハーフタイム、控え室で高原は後輩たちに熱くアドバイスをしていた。高原は引退を決めた理由について「人の人生も預かってるしいつまでも自分の好きなことだけじゃなくて」「続けたいという気持ちはありながらもどこかで区切りをつけないと」などと語った。東京武蔵野ユナイテッドFCとのリーグ最終戦はアウェーゲームで、引退を惜しむファンが多く訪れた。勝てば最下位脱出で入れ替え戦を回避できるが、沖縄SVは1-0で敗れ高原の引退は翌週に持ち越された。
住所: 静岡県静岡市清水区秋吉町5-10
URL: http://www.wbs.ne.jp/cmt/kiyokou/
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