富士山にはカモシカの住処がある。標高2500m~2900mの火山荒原と呼ばれる場所でカモシカにとっても厳しい生息環境。オンタデは貴重な食べ物、カモシカの縄張りの広さは森林の30倍以上で広い範囲を歩き植物を少しずつ利用している。また、天敵はニホンジカで火山荒原まで登ってくるようになりカモシカが大事にする植物を食べるようになった。ニホンジカは全国的に個体数が増加し30年前の約5倍に増加している。カモシカとシカの体重差は2倍近くでカモシカの奥山での生息密度は減少傾向という。
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