きょう、富士山・吉田ルート(山梨)が山開きした。静岡県側ルートは7月10日に山開きの予定。吉田ルートの通行規制について、午後4時〜午後3時はゲート封鎖、1日4000人まで。必要な費用は通行料2000円+任意の富士山保全協力金1000円。きょう、1100人が予約。午前9時まで悪天候のため、富士スバルライン一時通行止めとなり、事前予約分の返金措置が取られた。午後4時〜午前3時までのゲート封鎖は、御来光を見るための弾丸登山などを防ぐ目的。日帰りモデルプランでは午前6時、五合目出発。午前6時45分、6合目朝食。午後0時55分、山頂到達。午後1時30分、下山開始。午後5時、五合目到着。御来光を見るなら、山小屋泊を推奨。登山者4000人目が4人家族だった場合、4人とも通行可能。人数の上限間際の場合、1グループ6人まで通行が認められる。登山者数はSNSなどで随時通知。山小屋を予約しているが軽装の場合、明らかに装備不足の登山者には危険であることを告げ、レンタルショップで装備を整える、引き返すなどをアドバイスする。強行突破しようとした場合は、スタッフ総出で説得する場合もある。静岡県側は先月から、登山者の事前登録を開始。スマホなどで事前に登録。現地では、メールで届いたQRコードを示し、リストバンドを受け取る。静岡県は事前登録開始も、通行料金無料、事前登録はあくまで任意。静岡県富士山世界遺産課・大石正幸課長は「夕方以降に登山する人には、宿泊場所を確保したかどうか確認。ルール、マナーの周知、徹底や登山計画を立てることを皆さんにご協力していただく」とコメント。