素材メーカーなどで作る業界団体が毎年開催する展示会は今年280余りの企業・団体が参加。静岡県の不織布メーカーは樹脂・貝殻などの粉から不織布を作る技術を紹介。会場では廃棄されたお茶の葉の粉から不織布を作る工程が実演されている。また大阪府のスタートアップ企業は食品の粒子を解析し食感を判定するシステムを展示。食品に含まれている気泡の数や大きさなどをAIが自動的に解析、ふっくら、しっとりといった項目で数値化できるのが特徴。食品メーカーなどで導入されている。展示会の実行委員長・槇野利光さんは「(粉は)すべての産業の根幹にある技術」と話す。