あすは中国を相手に初の首脳会談に臨むとみられている。不安定な中国との関係をどう捌くのか。その手腕が問われている。きょう午後1時ごろ、APEC首脳会議に出席するため韓国へと向け飛び立った高市総理。一定の評価を得たアメリカ・トランプ大統領との首脳会談を終え、この後、夕方から臨むのが総理就任後初となる日間首脳会談。日本と韓国は今年、国交正常化から60周年を迎える節目の年。李在明大統領が就任した6月以降、4か月間で3度の首脳会談を行うなどシャトル外交を続けてきたが、回復の兆しを見せていた日韓関係は高市政権発足により方針の転換はあるのか。就任会見で、韓国との融和路線の維持とさらなる協力体制を口にしていた高市総理。かたや李大統領も「未来志向的な共生に向けた協力を一層強化していくことを期待する」としている。日韓関係の強化という思いをともに一見、和やかに進みそうな首脳会談だが、韓国国内ではかねて高市総理の存在に警戒心が強まっていた。高市総理が自民党総裁に選ばれるやいなや、現地の新聞はこぞって「極右」と書きたて、歴史認識を含め日韓関係の行く末を不安視する論調も目立った。さらにここにきて韓国メディアを刺激することとなったのが、高市総理がアメリカに対し防衛費の増額という軍事面での協力を約束したこと。緊張感が漂う韓国の地で首脳会談に挑む高市総理。李大統領とは北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り日本・アメリカ・韓国の安全保障協力の連携などを確認するとみられる中、けさ北朝鮮が初めて高市総理について報道した。調整が進む中国・習近平国家主席との日中首脳会談。そして北朝鮮問題は新たな局面へと動き出すのか。まさに外交の山場が続きそうな韓国訪問。高市総理はどのような振る舞いを見せるのだろうか。
