荷物を預けたいのにコインロッカーが空いていないというコインロッカー難民が1日に17万人いるという。そんな中、ロッカー以外で安く確実に預ける方法が広がっている。東京・中央区の理髪店では、予約していれば店で荷物を保管してくれる。エクボクロークは荷物を預けたい人をスペースが余っている店をマッチングするアプリ。カラオケ店やカフェ、マンガ喫茶など全国に1000か所以上登録されていて、荷物のサイズや預けたい場所を入力すると地図上に預けられる店がマークされる。ロッカーよりも広く、スキー板や自転車を預ける人もいるという。スーツケースより大きいと1日800円、カバンサイズなら1日500円。店には料金の数十％が入る。登録できるのは審査を通った法人のみで登録数は増加している。
家の収納が足りなくなり、トランクルームを利用する人が増えている。ニュータイプのトランクルームが登場しているという。トランクルームのスタッフが自宅を訪問。梱包不要で受け取ってくれる。送料は何度でも無料。預けたものは、スタッフが体積を測定し、写真撮影する。借りているスペースの空き容量から預けたものまでスマホで確認でき、取り出したいときは最短で中1日で届けてくれる。レンタルスペースが1畳のプランで月18788円。荷物が保管されている倉庫には、9万点ほどが保管されているという。荷物はカテゴリーごとに分けられている。巨大倉庫で管理することで、スペースの無駄をなくし、荷物1個あたりの保管原価を下げることができる。その分を配送費に回しているという。医療が最も多いのは服。ハンガーのまま預けられ、オプションでクリーニングもつけられる。布団を預けるときにもクリーニングをつける人が多いという。破損などの補償は1点あたり50万円まで。リユースショップと提携し、売る機能も追加した。マンションなどにエアトランクつきの物件もできているという。