台湾総統選で民進党の頼清徳氏が当選。頼氏は蔡英文政権の副総統を務めており、その路線を継承するものとみられている。中国側は頼氏を台湾独立分子とみなし、制裁対象になっている。そのため今後軍事的圧力を強める可能性がある。さらに今回の選挙では立法院選も行われており、第1党は野党の国民党という結果になった。民進党は過半数割れし、ねじれ議会になる。また投票結果も頼氏は蔡英文政権から200万票ほど減っており、野党が統一していたらどうなっていたのかと思わせる結果である。
中国政府は「民進党が台湾の主流世論を代表していないことを示している」「今回の選挙で祖国統一の流れを止めることはできない」としている。一方バイデン大統領は「アメリカは台湾の独立を支持しない」とコメントしている。また今回の選挙の投票率は71.9%。国民全体でいかにして台湾を守るか、という意識が高いことがわかる。
中国政府は「民進党が台湾の主流世論を代表していないことを示している」「今回の選挙で祖国統一の流れを止めることはできない」としている。一方バイデン大統領は「アメリカは台湾の独立を支持しない」とコメントしている。また今回の選挙の投票率は71.9%。国民全体でいかにして台湾を守るか、という意識が高いことがわかる。