TVでた蔵トップ>> キーワード

「食料・農業・農村基本計画」 のテレビ露出情報

減反政策は1971年から2018年まで行われ、廃止以降も事実上継続していた。石破総理は2009年の農水大臣時代に減反政策の見直しを行おうとしたが、自民党の支持基盤である農業団体から反発を受け頓挫した。こうした中、今日午後に米の安定供給に関する関係閣僚会議が初開催される。増産の鍵は”大区画化”。江藤前農水大臣も生産コスト低減のための農地の大区画化を提案しており、小泉農水大臣も同様の考えを示している。鈴木さんは「米の生産量を減らしすぎたせいで需要の変化に対応できなくなった。増産に舵を切る以外あり得ない」などと話した。大区画化については大区画化だけで問題が解決する訳ではない。稲作の継続には集落・コミュニティの維持も不可欠」などと話した。また鈴木さんは「市場価格との差を政府が直接補償する仕組みを検討すべき」などとも話した。中室さんは「米の各流通段階の統計データに誤差がみられる。政府が需給調整に介入するなら正確なデータを収集すべき」などと話した。柳澤さんは「高齢化する農家が大区画化に対応できるかが懸念。他にも気候変動など考えるべき不確定要素が多い」などと話した。
自民党の食料安全保障強化本部は今月2日、5年間で2兆5000億円規模を求める緊急決議を政府に提出した。過去に自民党はウルグアイ・ラウンドで外国産米の輸入を一部認める代わりに国内農業への対策費として8年間で約6兆100億円を投じた。しかし対策費の半分以上は公共事業や温泉施設に使われ、”ばらまき”だと批判を受けている。鈴木さんは「今回の2兆5000億は年単位でみると5000億円。使途が決まってはいるがまずやるべきは疲弊している農家を救うこと。消費者が安く米を購入して農家の収益も守られる仕組み作りが重要」などと話した。中室さんは「今の政府は予算のチェック機能があるのでウルグアイ・ラウンドの時とは状況が違う。大規模化・スマート化・輸出強化は必要。そのために2.5兆円を投じるのであれば合理的だと思う」などと話した。また「生産者を過剰に守るのは逆に生産能力を弱くする」などと話した。鈴木さんは「過剰に保護してきたはずの農業がどうして衰退したのか検証が必要。また大規模化だけでは今の農政の問題は解決できない」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月14日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(時論公論)
先週、政府は日本の農業をどう展開していくかを示す「食料・農業・農村基本計画」を閣議決定。法律に基づいておおむね5年ごとに策定され、今回は2030年度までの計画。去年、“農政の憲法”と呼ばれる食料・農業・農村基本法が改正されて以降初めての策定となる。今回注目されるのは農水省がコメの生産量を増やし生産基盤の強化につなげる方針を打ち出したこと。2023年には791[…続きを読む]

2025年4月11日放送 12:00 - 12:15 NHK総合
ニュース(ニュース)
新たな農業政策の基本計画は今後5年間に国が取り組むべき方針を定めたもので、食料の安定供給や輸出拡大に関する数値目標が盛り込まれている。この内コメの輸出量は2030年に現状の7.5倍にあたる35万3000トンまで増やす目標を掲げている。米農家の稼ぐ力を強化するとともに、輸出用に生産を増やすことで国内の需給が逼迫した際には国内に振り向け、需給の安定につなげる狙い[…続きを読む]

2025年3月12日放送 15:49 - 19:00 TBS
Nスタ(ニュース)
アメリカのトランプ政権が日本がコメに対し700%の関税を課していると批判する中、政府はコメの輸出量について2030年までに35万トンと去年の8倍近くの目標を掲げた。また、輸出額についても去年の実績の7倍の922億円。政府は目標達成への取り組みとして低コスト生産・農地の集約化・品種改良・収穫量の多い品種の作付けを拡大するとしている。これらは、新たな「食料・農業[…続きを読む]

2025年1月31日放送 13:00 - 17:02 NHK総合
国会中継衆議院 予算委員会質疑
近藤和也議員の質疑。能登半島の復興について。政府の支援制度から抜け落ちている人が多いとして、そうした人を救うために予算の執行には公平性を確保すべきと主張。石破総理は「地域間・世代間の不公平がないよう地元の要望等も聞いて対応していきたい。自由度の高い支援を念頭に考えていきたい」などと話した。また近藤議員は復興基金が使いづらいとの声が能登の人々から上がっていると[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.