米中首脳会談は昼食などをはさみ、4時間に渡り行われた。会談の最後には両首脳が並んで散歩するなど会談の成功を強くアピールした。バイデン大統領は「これまでで最も建設的で生産的な話し合いができた」と話した。中断されていた軍同士の対話再開で合意したほか、AIに関する対話開始で一致したという。また中国側も「両国の違いを適切に管理することなど5つの柱からなるビジョンで合意した」などとしている。一方で台湾情勢などではバイデン大統領が来年の台湾総統選挙に中国の不介入を要求したのに対し習首席は「中国の平和的統一を支持すべきだ」と主張する一幕もあった。