日本共産党 志位和夫氏の質疑。日米首脳会談について、エマニュエル大使の評価が真実を語っていると思うか質問。岸田首相は様々な取り組みを行ったが、憲法等の範囲内であることは間違いない、他国に脅威を与えるような軍事大国にはならないとした。志位氏は、エマニュエル大使の言葉は図星だと主張した。
日米首脳会談の最大の問題は、バイデン大統領が日米同盟が始まって以来最も重要なアップグレードと述べたように、米軍と自衛隊の指揮統制のかつてない連携強化に踏み込んだことと指摘。日米共同対処のサイクルが図解される。自衛隊は事実上米軍の指揮統制のもとに置かれることは明らかではないかとの問いかけに、岸田首相は各々の指揮系統、各々の憲法に従って対応すると明記され、日本の指揮系統が独立したものだと確認していると答えた。志位氏は専門家の意見を例に、独立性には何の保証もないと主張した。
志位委員は「政府は敵基地攻撃とミサイル防衛を両方行うIMMDを推進するとしているが、自衛隊の進めるIMMDと米軍のIMMDはシームレスに統合できると考えているのか」、「米国はインド太平洋軍の広い管轄では地域内の全同盟国とシームレスな統合が必要であると主張してるが総理はどのように考えるのか」など質問し、岸田総理は「我が国のIMMDは米国のものと別物で我が国主体の取り組みで、その上で自衛隊の全活動は国内法に基づいて活動していく」、「シームレスな統合という言葉は日米が共同対処を行う上で切れ目なく連携していくという意味であり、指揮統制の一体化や主権を手放して相手の指揮下に入るという意味ではない」など答えた。
日米首脳会談の最大の問題は、バイデン大統領が日米同盟が始まって以来最も重要なアップグレードと述べたように、米軍と自衛隊の指揮統制のかつてない連携強化に踏み込んだことと指摘。日米共同対処のサイクルが図解される。自衛隊は事実上米軍の指揮統制のもとに置かれることは明らかではないかとの問いかけに、岸田首相は各々の指揮系統、各々の憲法に従って対応すると明記され、日本の指揮系統が独立したものだと確認していると答えた。志位氏は専門家の意見を例に、独立性には何の保証もないと主張した。
志位委員は「政府は敵基地攻撃とミサイル防衛を両方行うIMMDを推進するとしているが、自衛隊の進めるIMMDと米軍のIMMDはシームレスに統合できると考えているのか」、「米国はインド太平洋軍の広い管轄では地域内の全同盟国とシームレスな統合が必要であると主張してるが総理はどのように考えるのか」など質問し、岸田総理は「我が国のIMMDは米国のものと別物で我が国主体の取り組みで、その上で自衛隊の全活動は国内法に基づいて活動していく」、「シームレスな統合という言葉は日米が共同対処を行う上で切れ目なく連携していくという意味であり、指揮統制の一体化や主権を手放して相手の指揮下に入るという意味ではない」など答えた。