日中韓サミットに出席するため、岸田総理大臣は今日午前、韓国・ソウルへ向けて出発する。来年は日韓の国交正常化から60年の節目となる事から、日本の外務省は「来年を見据えながら日韓関係や国際情勢について虚心坦懐に対話を行う事になるだろう」と説明。韓国大統領府も朝鮮半島情勢、日米韓3ヶ国の協力について意見交換するだろうとの見通しを示している。一方、岸田総理大臣と中国・李強首相との会談もきょう行われる予定。日中首脳会談では、福島第一原発の処理水放出を受け、中国が日本産水産物の輸入を禁止したことについて、即時撤廃を求めるとみられている。明日は4年半近く途絶えていた日中韓サミットの全体会合が行われ、岸田総理大臣と尹錫悦大統領、李首相が初めて会談することとなる。