トランプ大統領は、関税について、ほとんどは相互関税になるという。今週にも何等かの発表を行う考えだ。日本にも関税をかける可能性はわからないと石破首相はいう。お互いがプラスにならなければいけない。トランプ大統領は「アメリカの日本に対する貿易赤字は巨額で解消すべき」と行ってきた。わが国のエネルギーは中東だけに頼りっぱなしではよくない。アメリカからLNGの輸入を増やすことも方策だ。日本製自動車に対する関税はこれまで懸案だった。トランプ氏は、常に検討しているという。今回は具体的に出たわけではないと石破総理が言う。日本の自動車メーカーがアメリカに投資すると言っている。トランプ大統領はその評価をしている。日本のアメリカへの投資は過去5年間、世界一だ。大統領も認識してくれている。自動車産業はアメリカで雇用を生み出していることについては、トランプ大統領から理解を得られている。石破総理はトランプ大統領に、対米投資学を1兆ドルにまで引き上げたいと伝えたという。AIもエネルギーも、鉄鋼も、可能性がある。製造業が主になる。アメリカのGDPは、製造業以外で作り出している。鉄鋼に日本の技術が入ることによって、安全保障にもつながる。全体を見る必要がある。日本製鉄のUSスチール買収計画についてトランプ大統領は「買収ではなく多額の投資を行うことで合意した」と述べた。鉄は国家なりと、かつて言われた。日本に買われることは琴線に触れることだ。LNGの日本への輸入については積極的に考えている。輸入先を1箇所に集中すべきではなく、中東だけに頼っていてはいけない。安定的な輸入が必要となる。